◆伝承学の授業について
神話、民話、御伽噺、はたまた噂話やまことしやかに囁かれる都市伝説など、ありとあらゆる伝承を読み解き研究する授業。
前期は決まったカリキュラムに沿って学習を行い、後期は各自テーマを決めて個人で研究に取り組む。
また、伝承に登場する魔法・呪術・儀式・薬等の再現をテーマに研究する生徒もおり、常に教室内は様々な道具、書籍が散乱し常に混沌としている。
伝承学を修了した生徒はどんな姿に変わってしまってもわかるように任意の場所に紋様を刻み込まれる。
◆伝承学に参加する生徒について気がつけば伝承学の時間なのに自身の研究テーマに関連する他の授業に紛れている生徒も少なくない。
むしろ、学内にいるならまだマシな方で学年が上がれば上がるほどフィールドワークの名目で因習が色濃く残る農村や原住民が納める土地等に向かう生徒が増えていき、中々学園に帰ってこないことも多い。
留年している生徒の何割かは伝承学に傾倒している者がいるのは学内でも有名な話。
危険な場所や伝承を知識欲のため、後先考えず手を出す生徒も多く伝承学の成績がいい生徒ほど何かしらの呪術を受けた形跡がその身に刻まれていたり、大怪我をした跡が残っていることが多い。
伝承学を履修した生徒の何割かは行方不明、失踪、死亡し、何割かは種族ごと変わることがある。
過去、精霊の伝承を読み解く中で精霊に気に入られ過ぎて精獣となってしまった生徒もいた。(修了の証が紋様を刻むことになったのはこれが切っ掛け)
