名前:フォロス・クロノシアス
星座:ろくぶんぎ座
講義:時空魔法・時間概念・空間概念
性格:掴みどころの無い男。いつも肝心な所をはぐらかし煙に巻く。自分に突っかかって来る生徒を好む
いつの頃からか学園に居た講師。決まった研究室を持たず、講義の時間もまちまち。突然中庭で講義を始める事もある。生徒には「私の講義を受けたければ自分で辿り着く事だね」と言っている。
専門分野は時空魔法・時間概念・空間概念。時間や空間を跳躍し自由に行き来する魔法を使うと言われているが、誰も見た事は無い。講義はもっぱら「時空間の定義」「時間の概念と不可逆性」「空間の階層構造
把握」などといった概念論的なものばかり。実践的な講義はほとんど行わない。本人曰く『時間と空間、その中に居る自身を正しく定義しないで時空魔法を使えば、世界の最果てへ飛ばされ二度と戻って来れない』との事。
現にろくぶんぎ座の講義には怪しげな噂が絶えない。曰く『講師の魔法
実践に立ち会った生徒が最果てへと飛ばされた』『時空魔法を使った生徒が一瞬で老いて朽ち果てた』『過去へ跳んだ生徒が己自身と出会いタイムパラドックスを起こし消えてしまった』等々。
「ようこそ、ろくぶんぎ座の講義へ。さて、君は何を求めてここへ来たのかな?」
「過去を変えたいのなら、君は【時間の不可逆性】という絶望に立ち向かう事になるだろう」
「未来を垣間見たいのなら、君は【事象の不確実性】という混沌と相対する事になるだろう」
「それでもなお時空魔法を求めるなら。さあ、君の『時間と空間の定義』を聞かせてくれたまえ」
「時空間概念学講師、フォロス・クロノシアスだ。早速だが諸君らにひとつ質問しよう。過去・現在・未来。この広大な世界を流れる悠久の時の中で、君は一体どうやって自己の存在を定義する?
――この問いに答えられないうちは、諸君らに教える事はなに一つ無いな」
「己は一体何者なのか、何を為すべきなのか。それは一生をかけて付き合っていく疑問だ、少年。多いに悩み、向き合い、疑問を解消する為に世界を巡れ。時空魔法とは究極その為にあるのだ」
フォロスに関して
【外見】
半白髪の男、年齢は40代~70代まで様々な噂があるが分かってはいない。魔法使いらしくいつも黒いローブかマントを多織っているが、ファッションに気を使うのが面倒だから。魔法の発動媒体は指輪。曰く、身体に直接つける物で無いと時空魔法を使用する際に時間の狭間に落っことしてしまうらしい。
【性格】
研究に関する事以外のすべてに無気力かつ怠惰。面倒だと食事もとらない為によく研究室の生徒に差し入れを貰っている。好物はコーヒー、隙あらば飲んでいる。またヘビースモーカーであり、昔東洋で手に入れたという煙管をよく吹かしている。
研究に関する事には好奇心旺盛であり突飛な発想を好む。生徒の如何なる荒唐無稽な仮説でも上に上げて論戦を行い検討する。議論が白熱するとろく
ぶんぎ座揃って食事も睡眠も忘れる為に他の教室の講師や職員にいつも怒られる。
また哲学的な問答を好み、特に「自身は何故自身なのか」「自身とは何者なのか」という若者の悩みには面倒がらずに答えてくれる。ただ内容が難解な為に煙に巻かれたと考える生徒が大半。
「我々は航海図を持たずに理論の海を行く航海士だ。如何なる発想も形にしろ、捨てる前に完成させる。否定するなら完成させた上で否定しろ」
【ろくぶんぎ座講師】
先代は「スワンプマン」。これは称号であり、ろくぶんぎ座の歴代講師は全て「スワンプマン」としか記録されていない。フォロスもいずれは次の講師を任命し「スワンプマン」となる。
