エリオ・ラウルガータ先生
狼の獣人。30代男性。口下手だが教育熱心で、生徒ひとりひとりに個別で学習記録をつけている。
学園近辺の山野で古代の巨石や巨木、山岳信仰の遺構を巡る過酷な講義を実施している。雨天決行。嵐でも大雪でも決行。
毎年脱落して講義に来なくなる生徒がいることを、内心とても気にしている。酒に弱い。
「では、今日の行程表を確認しよう。まずは街道沿いに霊石灯を観察しながら北上。タリオラ高原で巨樹群の計測を行うよ。昼食後はシアまで下って環状列石のスケッチ。日没までに時間があれば、ハッカの渡し場跡へ…。皆、どうした?」
特技は野宿。見た目と裏腹にかなり神経が図太い人で、本当に何もないところで生きていけるタイプ。 現代だったらウサギ小屋みたいなワンルームに布団とちゃぶ台だけで生活していると思う。
一日でとんでもない距離を歩くフィールドワークの日もあれば、日の出から日没まで巨木の根元でひたすら瞑想する日もある。 校庭に巨石を並べる日もあれば、ヤドリギのリースを編みまくる日もある。 ド祭は鬼単位
好きな食べ物は「どちらかというと火が通ったもの」とか言い出す。 別に全然生でも食うし、生肉や生の川魚を食っても問題ない身体の作りをしている。 野菜や果実なら、生のキャベツとか林檎とか、歯応えのいいものが好き
「森にはオド(精気)が流れている。森を循環するエネルギーの川だ。 この流れに乗ればどれだけ歩いても疲れない。野外活動のルートは、身体が自然とそれを覚えられるよう作ってある。 君たちが最終学年になる頃には、乗るべきオドを自分で見極められるようになる。……今は……。身体を鍛えようか」
